ようこそステムデザインのブログへお越しいただきありがとうございました。
さて、来週の6/5.6はMt.富士ヒルクライム大会が開催予定です。
ステムデザインも前日イベントのサイクルエキスポに初出店させて頂きますので是非、ブースへお越し下さい。
そして
お客様の対応には体力勝負、って事で晴天の奥多摩の土曜日を狙って2年ぶりの風張林道へヒルクライム練習を敢行(?)
この風張林道は関東屈指の激坂と言われており大体13〜16%の斜度が4km続く坂道です。
なぜこのような展開になったかと言うと先日、元TEAMUKYO立ち上げメンバーでご縁のあったエース、辻 善光さんのYoutubeに「富士ヒルクライム ブロンズ獲得へ狭心症からの復活…」と言うタイトルの動画がアップされており、それをたまたま見て「あー、こういうトレーニングもあるんだなぁ」と思い早速真似してみた次第です(単純)
要はレースの前に“一度激坂登っておけ!“と解釈をしたわけです
そんなわけで、過去の走った激坂の記憶の中から選んだのが風張林道でした
2年前も一度、この激坂を訪れていましたがその時は11時頃に輪行で武蔵五日市駅に着いたのですが、なんとコインロッカーが全く空いておらず、あやうく荷物を持って登らなければならない事態になりかけたのでその教訓を活かしての早朝輪行です。
乗り換えの立川駅からは特別快速ホリデーAKIGAWAを利用しますが登山スタイルの方が半分以上いらっしゃる!
サイクリストの朝も早いが趣味人は皆、いっしょですね♪朝が早い笑
8:00に武蔵五日市駅到着でいそいそとロードバイクを組み立てて、荷物をコインロッカーへ押し込みます。
8:30スタート
コースは武蔵五日市街道から橘橋T字路を水根本宿線、豆腐ドーナツで有名な「ちとせ屋」方面へ右折、その後はきのこセンターを目指して渓流沿いの道をひたすら走る。
途中でオシャレでカッコいい、かつ速いローディに抜かされたのですがしばらく行くとスマホ地図を確認しているのか路肩に止まっていました、
おそらく彼も風張林道を目指しているのでしょう
大体橘橋T字路を右折するヤツは風張林道と相場が決まっているんですから!
ですから「風張林道はこっちですやよー」って言おうかと思いましたがそんなことゆーわけありません!違ったらやだし…そのままスルーして先を急ぎます
渓流沿いからきのこセンターの看板が出てきたら左方面へ…そこから割と斜度のあるアップダウンが続きますがさらに奥へ進むと有名な風張林道入り口が見えて来ます
地獄への入り口かまたは天国への階段とも言う(誰も言ってません)
あー、ここからが激しかったよなぁーと…前回来た2年前の回想シーンが甦ります。
8月だったので蝉がうるさくて…目には汗が入るしもうボロボロだったなぁ
考えるだけで喉の奥に血の味を感じてしまう、ローディあるあるですね
入り口で写真を撮っているとさっきのオシャレローディさん(以下オシャローさん)がやって来ました。
「あゝ、ここが入り口ですかー?」
ほらね、やっぱりこの人も風張林道目当てだよ
どうやら初めての風張林道挑戦だったらしくここまでの道もキツかったと三味線かけて来ました(ローディは誰かれ問わず三味線引きますね)
過去一回しか登っていない私ですがこの先の斜度や追い越す時はフラフラして危ないからお声掛けてくださいね、などと先輩面ふかして説明しておきました。
きっとすぐ抜かされることでしょう…
だって見るからにこの人、速いもん 汗
とりあえず先に私がスタートします。
過去の経験(たった1回)から頑張らないように淡々とペダリングして登って行こう…と言うわけには行くはずがなく、始めから9%,すぐに13%へと移行する斜度は
踏まなきゃ進まない!
しかしこのコース、私の見立て(過去一回の経験値)では3パートの構成になっております。
第一パートはきのこセンターまで
この区間で16〜18%のレンジが一回あります
そしてきのこセンターから渦巻き貝コーナーと視界が開ける絶景ポイントまで
この区間でも渦巻き貝から15〜16%が長くあります
視界が開けた絶景ポイントからはもうすぐゴールと思ったら大間違い、ここからも終わりそうで終わらない15%の斜度。
そんなイメージですかね(個人の感想です)
そんな記憶を頼りに登りましたが今日は2年前よりも多少楽だった印象でした。
なぜなら2年前よりも4kgのダイエットに成功していたんです、やはり一昨年とは感覚が違いました、身体が軽ーい!
前回よりも距離が短く感じられましたよ
やっぱりヒルクライムってメタボ体型には重力戦ですよね、高価なホイールを手に入れるより2〜3kgの体重減の方が効果絶大!
ゴールして記念撮影などしながらコッソリ、オシャローさんを待ちますがなかなか現れませんねー
てっきり途中で抜かされるかと思いきや…
まぁ、道すがらあった方に気を回しても仕方ないので私は当初の計画通り2本めに臨むべく来た道を下りることにしました。
下り途中、絶景ポイントで止まって撮影していたらオシャローさんが登ってきました、「いやーキツイっすねー、途中で立ち止まっちゃいましたよー」と笑顔で言うオシャローさん…
え、止まったら負けじゃん! 自分だったらきっとそんな事、言わないなー
そんなオシャローさんの心の素直さ!
すごくいいヤツなんだなぁこの人!
「僕もそうでしたよー」と私。
さっき下でもらったローディ得意の三味線?を三味線返ししましたが、自分で言ってて虚しいだけ
私の中で「心の素直なオシャローさん」に格上げされたいい人にかましても…あゝ小さい人間だなぁ、自分って…ちょっと落ち込みました(泣)
そのまま登って行くオシャローさんを見送り、私は4km下の入り口へ舞い戻り、息を整えて2本めスタート。
スタートしてすぐにオシャローさんが下りてきた所をすれ違いました。
僕を見てオシャローさん「えー、また行くんですかぁー?」と…
わずか二、三言葉を交わしただけなのにもうすっかり知り合いローディな関係です
私もためらうことなく、「一緒にもう一本行きましょうよ」と誘う
しかしオシャローさんは午後から用事があったらしくランデブークライムは実現しませんでした、残念。
とても爽やかで同じヒゲ顔ローディーだったので妙に親近感が湧いて、素敵な出会いだなぁって感じながら…2本目を頑張って登りきりました
2本目の方がタイムは遅かったけど身体が慣れたせいかスムーズに登ることが出来ましたよ
Youtuber 辻さんのZENKOチャンネルをヒントに激坂トレーニング、これで来週の富士ヒル対策も万全…じゃなくてブース出店の体力もついたことでしょう
この後、ロードレストと言う倉庫カフェと西八王子でローディパティスリーシェフで有名なパティスリーデュポンタンへ行こうと思ってました(カロリーは消費したらすぐ摂取!がメタボライダーの基本姿勢)がどちらのお店も今日はお休みのようだったので断念して帰路につきました
次回に期待しましょう。
今日のまとめ
1 富士ヒル前にキツいのやっとくと効果あるかも…
2 ヒゲ顔ローディはいい人が多い
3 自分の心の小ささを知りました
なんか全然まとめられてませんがとにかく富士ヒルに向けて、良い仕事ができそうな自信がつきました。
皆さん、ステムデザインのブースに是非遊びに来てください、いい仕事しますよー!
よろしくお願い申し上げます。
では