320kmLONG RIDE(千葉ー直江津、草津渋峠)

ようこそ、STEM DESIGNのBLOGへおこし頂きまして誠にありがとうございました。

しばらくご無沙汰しておりましたが季節はサイクリストにとって走りやすいいい季節になっておりますね。

そんな9月の最終日に私個人的に地元のサイクルチームが主催するLONGRIDEのツーリングへ参加してきました。

その昔、25年以上前に店のオーナーが地元千葉から1日でどこまで走れるかを試し始めたのがきっかけで現在は千葉-直江津を1日で走り切るツーリングになっています。

ルートも3ルート用意されていて、比較的易しい軽井沢(碓氷峠越え)・苗場(三国峠越え)・草津(渋峠白根山越え)と・・・

各グループを形成してお互い協力して直江津を目指します。

 

午前2:00 千葉をスタート。

今回私は2回目の草津コース、5~7名のグループに分かれて夜の関東を北上します。

例年はアームカバーのみで平地は事足りる気温なのですが今年は平地もやや低めでスタートからウインドブレーカーを着用する方もチラホラと・・・

私もSTEM DESIGNのデタッチャブルスリーブベストを着用。

袖が取り外せるのでこのような気温に変化のあるロングライドには最適です。

渋川を過ぎて中之条を越えたあたりかな?

日本ロマンチック街道の豊かな田園地帯沿いを進みます。

子供のころに見た事がある様な、懐かしい風景がツーリングの気分を高揚させてくれます。

一昔前に話題になった八ッ場ダム建設地がこの通り沿いにあります。

ダムの建設途中が見られますよ。

我々は時間が無かったので休憩だけにして先を急ぎました。

そしてようやく草津への昇り口、群馬大津に予定通り13:00に到着。

ここで十分に補給して長いヒルクライムに備えます。(後で言われましたがこの時間では少し遅いくらいだと・・・)

とにかくここまで来たので皆で記念撮影。

この日はとにかく気温や風が気になっておりました。

1週間前から白根山の天気とにらめっこ。

ココから草津へ登るか、白根山は回避して群馬大津交差点を左折し、鳥居峠、菅平を抜けて中野へ出るか迷っておりました。

メンバーの意見も半々でしたが最終的に予定通り順調なライドだった事と回避は負けたような気がしてしまい

(子供かよ・・・汗)

腹を決めて草津へ向かう事に・・・。

群馬大津-草津温泉は8-10%が続く斜度のきつい約8kmのルートですのでここは各自のペースで進んでいきます。        

私は先行組で草津温泉にはちょっと早めに着いたので一人、観光をしてきました。

初めての湯畑は当り前ですが硫黄のにおいが立ち込めており、自然湧出量は日本一だそうです。

凄い景観でした。

そして、草津温泉界のコンビニでみんなが揃ったところで本日のメインイベント、白根山へのヒルクライムです。

ココからも各自のペースで進んでいきますがかなり脚を使ってしまったメンバーをサポートする役を買って出た私はゆっくりと撮影しながら景観を楽しんでいきました。

木々がまだ生えている草津国際スキー場の道

気持ち良い木々の中を進みます。

ようやく立ち止まってはいけない区域、殺傷が原付近へ

硫黄のガスで長い時間は止まってはいけないのです。

この辺りは比較的勾配もゆるく白樺?も黄味がかっていて素晴らしい景観でした。

 

そしてようやく、白根山弓池に到着。

登った達成感でいい笑顔!

しかし、弓池でそろそろ日が沈み始めています(汗)

次は国道最高地点を目指してまだ進まねばなりません。

そして午後7時、国道最高地点に到着。

先に行く仲間はここを2時間前に通過しているので早く下山しないといけませんがこの下山が一番危ないんです。

気温7度風速8mの予報でしたので私はウルトラライトダウンを持参していきました。

他のメンバーにも冬支度の事は伝えておりましたが寒さだけでなく睡魔との戦いがこの下りなんです。

毎回、ふと意識が飛ぶこともあり冷や汗をかく事がたびたび・・・。

目指す湯田中のセブンイレブンは山影からちらちら見える下界の夜景が近づけども近づけども見えてきません。

途中でセブンイレブンの看板の幻覚が見えるほど意識が飛んでいたり・・・(ホントにやばい)

 

また、一緒に下りているメンバーの一人がかなり低体温になってきていたのですが、とにかく下りない事にはどうしようもなく、頑張って皆の待つコンビニを目指しました。(そんな関係でゴールまでの画像はココまでです)

湯田中では1名が低体温の影響でこれ以上走れずにリタイアしました。

もう少しで難易度の高い草津コースを完走できるところまで来ていたので残念ですが、彼も全行程の4/5は走ったのです。

 

残りのメンバーで直江津を目指すべく、飯山街道富蔵バイパスの最後のヒルクライム(4kmですが結構キツイ)を登ります。

飯山街道はもう真っ暗です。

街道の昇りの最高地点はトンネルがあり、そこを越えたら最後は直江津まで下り基調の31km。

みんなでトレイン組んで最後の気力を振り絞って走ります。

直江津の市街に入った時には気が緩んでゆっくり走っていたら、時間が11時45分。

その日のうちにはGOOLしたいので慌ててみんなでペースアップ。

GOOLで集合場所の餃子割烹「ひろ坊」には11時57分に到着する事が出来ました。

そして、湯田中でリタイアしたメンバーも輪行で直江津へ向かっており、我々を待っててくださいました。

ゴール後の記念撮影は320kmを走り切った達成感であふれてました!!

今回は7組くらいが走りましたが私の班が最後の到着でした。

正直、国道最高地点で7時だったときはヤバいと思いましたがみんなで力を合わせてゴールが出来、本当に思い出深いロングライドを完走する事が出来ました。

千葉-直江津 全行程218km 獲得標高2896m 走行時間21時間57分

では・・・。

 

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